犯罪社会学研究45号


犯罪社会学研究45号

本体3,200円+税

日本犯罪社会学会 編

Ⅰ 課題研究コミュニティと犯罪
はしがき──「コミュニティと犯罪」研究の系譜と将来展望●野田陽子
日本における犯罪とソーシャル・キャピタルの関係をめぐる研究動向●竹中祐二
コミュニティと犯罪──海外と日本の社会調査に基づく研究の系譜と今後の展望●島田貴仁
『犯罪多発地区』の多様な相──Felson and Eckertの“Overt Crime Areas”論を鍵として●原田 豊
統治のアクターとしてのコミュニティ──その系譜と,「統治の社会化」にむけた探索的アプローチ●平井秀幸

Ⅱ 自由論文
長期刑受刑者の施設内適応──主観的健康感をめぐる検討●新海浩之
戦前少年保護実務家の戦後少年司法に関する課題認識──1948年少年法をめぐり言説化されなかった「語り」の分析●竹原幸太
犯罪当事者間での対話意欲を規定する要因──修復的司法の視座から●湯山 祥・藤野京子

犯罪研究動向
サイバー犯罪の動向●四方 光
触法精神障害者の処遇に関する研究動向●城下裕二

書評井上真理子 著『ファミリー・バイオレンスと地域社会──臨床社会学の視点から』●岩井宜子
書評朝田佳尚 著『監視カメラと閉鎖する共同体──敵対性と排除の社会学』●山本奈生

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会務報告

(2020年11月09日公開) 


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