刑事弁護⼈の第⼀⼈者 ⾼野隆⽒らによる法廷技術をオンラインで学ぶ
講師である⾼野隆⽒は、調書への署名拒否や黙秘権の⾏使などを、⼤論争を巻き起こしながら⽇本に根付かせたミランダの会の初代代表を務め、刑事弁護の第⼀⼈者として常に⽇本の法廷技術をはじめとした刑事弁護実務に⼤きな影響を与え続けてきました。⽇本の刑事弁護レベル向上のため、法廷技術をはじめとした法曹教育にも⼒を⼊れています。本セミナーではそのエッセンスを余すことなくお伝えします。弁護⼈の主張は、裁判官や裁判員に届いているか︖裁判の⾏く末を左右する、弁護⼠が持つべき「法廷技術」という道具を、本セミナーで⼿に⼊れてください。
東京法廷技術アカデミー設⽴の辞(⾼野 隆)
「誘導ばかりの主尋問や⾏きつ戻りつの要領をえない反対尋問では、事件の真相は何も分からない。複雑な⽂章を棒読みしたのでは、当事者の訴えはけっして伝わらない。法律家は主尋問によって⾃分の証⼈に印象的な物語を語らせなければならない。相⼿⽅の証⼈に対する反対尋問を通じて、その証⾔が信ずるに⾜りないことをつぶさに⽰さなければならない。法律家は、⼝頭表現によって証拠と理性と正義が⾃⼰の勝訴を求めていることを説得的に弁じなければならない。」
⼀般社団法⼈東京法廷技術アカデミー(TATA)とは
代表理事・⾼野隆。法律家の間に法廷技術を普及させ、全国に⾼度の法廷技術を⾝につけた刑事弁護⼈を⾏き渡らせることを⽬的として2013年開校。各ワークショップはキャンセル待ちが出るほどの⼈気。多くの弁護⼠に法廷技術を研鑽する場を提供している。
動画内容
1.冒頭陳述(約65分)
1. 講義
・講師: 我妻 路⼈
2. 研修⽣デモンストレーションおよび講師クリティーク
3. 講師デモンストレーション
・講師︓⾼野 隆
2.主尋問(弁護⼈から被告⼈への主質問)(約80分)
1. 講義
・講師︓⾼⼭ 巌
2. 研修⽣デモンストレーションおよび講師クリティーク
3. 講師デモンストレーション
・講師︓⾦杉 美和
3.反対尋問(約100分)
1. 講義
・講師︓⾦杉 美和
2. 反対尋問の前提となる検察官から証⼈への主尋問
・検察官役講師︓我妻 路⼈
3. 研修⽣デモンストレーションおよび講師クリティーク
4. 講師デモンストレーション
・講師:⾼野 隆
4.異議(約26分)
1. 講義
・講師︓我妻 路⼈
2. 研修⽣デモンストレーションおよび講師クリティーク
5.最終弁論(約115分)
1. 講義
・講師︓⾼野 隆
2. 研修⽣デモンストレーションおよび講師クリティーク
3. 講師デモンストレーション
・講師︓⾦杉 美和