わたしの居場所


わたしの居場所

本体2,000円+税

共同通信社取材班 著

格差が広がり、分断が進む。新型コロナウイルス感染症の流行により、拍車が掛かった。行き場を失う人も、後を絶たない。そんな日本社会で、人々が集う「居場所」がある。自分らしく過ごせる。みんなで元気を与え合う。壊れかけた関係を紡ぎ直す。未来に向けて種をまく……。各地のさまざまな居場所をルポする。


(1)難民(2)テレビ(3)地域おこし(4)原発事故避難(5)フラワーデモ(6)仕事付き高齢者住宅(7)恐竜化石(8)津波被災地(9)災害ボランティア(10)芸術家アパート(11)演習場内の家(12)断酒会(13)婦人保護施設(14)2拠点生活(15)昭和の気動車(16)再生の里山(17)がん患者の就労支援(18)高齢者のオアシス(19)「干潟」の出版社(20)歩く家(21)ひきこもり(22)入管収容所(23)特別養子縁組(24)家業(25)フリースペース(26)多文化の街(27)知的障害者施設(28)洋楽も邦楽も(29)再出発の菜園(30)紛争地へ(31)社会派カフェ(32)夜間中学(33)小さなお寺(34)アイヌ料理店(35)ペット(36)墓じまい(37)在日の街(38)映画喫茶(39)鋳物工場(40)水田のホテル(41)ライチョウ(42)インキュベーション施設(43)フォーク酒場(44)性的少数者(45)地域資本主義(46)化学物質過敏症(47)離島(48)文系博士(49)校内カフェ(50)映画監督

●命のありようを問いかける――生きづらい効率優先の社会/木村友祐
●まだ大丈夫、と思えた――前に前に進む人々/本田由紀

(2021年04月16日公開) 


こちらの記事もおすすめ