世の中で「おかしい」と疑問に感じることは、少なくない。でも、その思いを声に出して挙げることは、なかなかできない。
どうして声を挙げられないのか。そのように「おかしい」と思うのは自分だけではないのか、おかしいと声を挙げると「炎上」するのではないかと考えてしまう人もいるだろう。
本書は、「自分の命や体を守る」といった身の回りの事柄から、「平和で自由な社会で暮らす」といった世界情勢まで、32個の疑問について、それを正そうとすることが国際人権基準によっても認められるものであることを明らかにする。
(2024年12月18日公開)