障害者弁護ビギナーズ


障害者弁護ビギナーズ

本体3,000円+税

一般社団法人東京TSネット 編

事弁護において「もしかしたら、依頼者には何らかの障害があるのではないだろうか」と感じた経験がある弁護人は少なくない。障害のある人は、その特性から加害者としてでも被害者としてでも事件に巻き込まれたり、生きづらさゆえにドロップアウトしてしまう可能性が、どうしても高くなってしまうからだ。そして、そこに誰も気づかなければ、そのまま冤罪や不当な量刑といった結果を招いてしまうこともある。障害について一定の理解をもち、早期に被疑者・被告人の障害に気づくことは、刑事弁護人の責務である。弁護人必携の「ビギナーズシリーズ」。

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インタビュー:大石剛一郎/辻川圭乃/西村武彦

第1章 刑事手続における障害のある人
1 現状
2 各種の取組み

第2章 障害についての基礎知識
1 障害の定義
2 知的障害
3 発達障害
4 精神障害
5 身体障害
6 その他の障害
7 コミュニケーション方法
8 福祉サービス利用の流れ
9 経済面での社会保障
10 障害のある人を取り巻く法制度
11 参考文献・ウェブサイト

第3章 障害のある人の刑事弁護のポイント
1 捜査編
2 公判編
3 少年事件
4 医療観察事件
5 精神保健福祉法
6 刑事手続後

第4章 事例紹介
1 精神障害のある人の窃盗事件
2 知的障害のある人の強制わいせつ致傷事件
3 知的障害のある人の強制性交等未遂事件
4 発達障害のある人の窃盗事件
5 発達障害のある人の監禁・傷害事件
6 精神障害のある人の現住建造物等放火事件
7 知的障害のある少年の強盗事件

【特別寄稿】ソーシャルワーカーの立場から
ソーシャルワーカーとの連携において弁護士に必要な知識 木下大生
ソーシャルワーカーが弁護士と連携するうえで伝えたいこと 金子毅司

用語解説

(2021年03月09日公開) 


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