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刑事弁護に関わる全ての記事が表示されます
冤罪・再審と関連する記事の一覧です。
事件の風土記《2》 - 毛利甚八
松川事件 その2
毛利甚八
蝉時雨の聞こえる夏の終わりに、私は松川事件の元被告ふたりに会った。 1人はすでに83歳、もう1人は3つ年下だ。 「アメリカが、イラクを悪の枢軸と言う戦略と同じですよ」。 鈴木信さんが言った。「権力側というのは、ごく普通の […]
松川事件 その1
愛らしい顔をした大学生たちが私を取り巻いていた。顔にニキビひとつない、清潔で、明るい、男の子と女の子が数人だ。彼らは法律を学んでいる。 「裁判員制度になれば、冤罪事件はなくなるのでしょうか?」 「なくならないかもしれない […]
マンガの制作発表に臨む(左から)執筆者の森重水さん、袴田巖さんの姉・袴田秀子さん、プロボクシング協会の新田渉世さん(撮影:小石勝朗) 日本プロボクシング協会は長年、袴田事件(1966年)で死刑が確定しながら冤罪を訴え続 […]
「冤罪犠牲者の会」を結成する理由や経緯を説明する桜井昌司さん(左)と二本松進さん(2019年2月8日、写真撮影:小石勝朗) 冤罪の被害に遭った当事者と家族が「冤罪犠牲者の会」(仮称)を発足させることになった。3月2日に […]
齊藤潤一監督 数ある冤罪事件の中でも、数奇な展開を辿った筆頭格に挙げられるのが「名張毒ブドウ酒事件」だろう。1961(昭和36)年3月、三重県名張市と奈良県にまたがる山村の懇親会で、ブドウ酒を飲んだ女性5人が命を落とした […]
全国でセミナー開催
このところ、乳幼児を揺さぶることで脳に重大な障害がおき死亡させたかどうかが争われている、乳幼児揺さぶられ症候群(SBS)事件について、無罪判決が相次いでいる。昨年、11月の大阪地裁の無罪判決につづいて、大阪高裁は、20 […]
アメリカにおけるえん罪救済の最前線 The Frontier of the Innocence Movement in the United States アメリカでイノセンス・プロジェクトの活動が始まり、26年が […]
事件の風土記《1》 - 毛利甚八
免田事件 その2
写真5 免田「取調中にお前のような奴を1人や2人殺しても、われわれ(警察)には罪はないとぞ、と言うて、ものすごい暴力をやったんです。足首を紐で縛って天井に吊り下げて、打ちつける、引き回す、ぐるぐる回されてみなさい。大変で […]
免田事件 その1
写真1 青年(免田栄さん)は生家近くで盗難届の出た玄米一俵の窃盗犯として逮捕される。嫌疑の理由は「盗難届の提出、被疑者の自供、身分不相応の金銭の浪費」であった。女性のいる飲食店で遊んだことが、事実上の逮捕の理由だった。写 […]
A 刑事裁判官として多くの事件を手がけた著者に よる本で、冤罪防止というキーワードのもと、事実 認定における重要論点を弁護士同士の対話形式で 解説しています。 H 新しい判例がけっこう載っているので、動向を つかめますね […]