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刑事弁護に関わる全ての記事が表示されます
深謀無遠慮 第3回
大出良知 九州大学名誉教授・弁護士
1 弁護士立会いへの対応力 前々回、弁護士の取調べへの立会いに反対する意見の中に、弁護士の対応力を問題にする主張があることを紹介しました。その時の中心は、現在の取調べを前提にして対応力を問題にする反[…]
刑事弁護大出良知弁護士深謀無遠慮逮捕・勾留
【解説①】私選の刑事弁護を受任する場合、着手金及び報酬金の金額について、上限は定められていません。 もっとも、単位会によっては、当番弁護からの私選受任の場合には、一定の目安金額を上回る金額での受任の[…]
伊藤寛泰刑事弁護瀬野泰崇
【解説①】一般論として、外部との連絡に応じることには問題はありません。 身体を拘束されている被疑者・被告人は、外部の者との連絡が困難になります。外部の者との連絡をとることは、弁護人であれば、必ずとい[…]
事件の風土記《2》
松川事件 その3
毛利甚八
[metaslider id="3726"] 私が東京の谷中霊園を訪ねたのは2月初旬のことだ。まだ蕾もつかない桜並木の道を、金子屋で借りた水桶と柄杓を下げて歩いた。親族と行政の許可をもらって墓碑の写[…]
冤罪・再審毛利甚八風土記
松川事件 その2
[metaslider id="3722"] 蝉時雨の聞こえる夏の終わりに、私は松川事件の元被告ふたりに会った。 1人はすでに83歳、もう1人は3つ年下だ。 「アメリカが、イラクを悪の枢軸と言う[…]
松川事件 その1
[metaslider id="3703"] 愛らしい顔をした大学生たちが私を取り巻いていた。顔にニキビひとつない、清潔で、明るい、男の子と女の子が数人だ。彼らは法律を学んでいる。 「裁判員制度に[…]
深謀無遠慮 第2回
1 ミランダ判決が実現への第1歩 前回取調べへの弁護人の立会いを実現する手立てについて考えてみました。それは、適正な取調べを実現する最も有効な方策だと考えられるからです。世界的には、1966年のアメ[…]
普段は各地の法律事務所で刑事弁護活動にまい進する弁護士らが、全国の被疑者、被疑者家族、新人弁護士らなどの、SOSにこたえて、いまさら恥ずかしくて聞けない素朴な刑事弁護の質問に答えていきます。 […]
刑事弁護
第1回遠山大輔弁護士に聞く
先人たちの知恵と努力の継承
遠山大輔
——今年の秋、『季刊刑事弁護』が創刊100号を迎えます。それを記念していろいろな企画をしているのですが、その一つが刑事弁護に関する情報や知識を集めて発信するこのポータルサイトです。法廷だけからは、弁護[…]
刑事弁護弁護士遠山大輔
事件の風土記《1》
免田事件 その2
写真5 免田「取調中にお前のような奴を1人や2人殺しても、われわれ(警察)には罪はないとぞ、と言うて、ものすごい暴力をやったんです。足首を紐で縛って天井に吊り下げて、打ちつける、引き回す、ぐるぐる回さ[…]