4月16日 裁判員裁判対象事件と、検察の独自捜査事件について、6月から取調べのすべての過程での録音・録画を義務づける政令が決定された。
2016年の刑事訴訟法改正で上記の対象事件に義務づけられたが、全事件については義務づけられていない。違法な取調べを防止し、捜査を適正化するために一日も早い全事件義務化が求められている。
6月7日にある被疑者取調べ録画研究会(主催:指宿信・成城大学教授)では、ドイツ刑事訴訟法の専門家である斎藤司教授(龍谷大学法学部)が、ドイツの被疑者取調べ事情につき、講演する。
第23回 被疑者取調べ録画研究会(主催:指宿信・成城大学教授)
日時:2019年6月7日(金)18:00〜20:00
場所:京都弁護士会館地下大ホール
講演「ドイツにおける被疑者取調べをめぐる近年の動向と捜査の適正化論」
講師:斎藤司氏(龍谷大学法学部教授)
アクセス:https://www.kyotoben.or.jp/access.cfm
入場無料・終了後懇親会あり
申込み期限:5月末日
問い合わせ・懇親会申込先:香川大学法学部吉井研究室 電話087-832-1725
(2019年04月24日公開)