12月8日、刑事司法及び少年司法に関する教育・学術研究推進センター(ERCJ)が講演会「袴田事件から学ぶべきこと」を開催


 周知のとおり、1966年に静岡県清水区で一家4人を殺害したとして死刑が確定した袴田巌さんの再審判決公判で、9月26日に静岡地裁は無罪判決を言い渡した。その後、10月8日に静岡地検が控訴断念を表明し、無罪が確定した。

 今回の講演会では「袴田事件から学ぶべきこと」と題して、さまざまな視点から事件を分析・解明し、同時に再審法改正実現を展望する。

◯テーマ:袴田事件から学ぶべきこと

◯日時:2024年12月8日(日)13:00〜17:00(開場12:30)

◯方法:会場とオンライン配信のハイブリッド形式で開催

◯会場:(株)TKC東京本社2階(東京・飯田橋)

◯申込み方法:参加無料・要予約・定員制限有り
 ERCJ会員・関係者以外で講演会に参加希望の方は、①名前、②会場参加・オンライン参加のどちらを希望か、③何で講演会を知ったのかを記入のうえ、12月4日(水)くらいまでにメールにて事務局(ercj@ercj.org)まで申込みください。会場・オンラインとも定員に余裕があれば参加できる。

◯プログラム:
 第1部 2024年度「守屋賞・守屋研究奨励賞」表彰式
 第2部 講演会「袴田事件から学ぶべきこと」
     司会:石塚章夫(理事長)
  1 ビデオメッセージ(録画)………袴田ひで子
  2 講演
   ・「袴田事件に関する裁判所の判断を中心に」(仮題)………村山浩昭(元裁判官、弁護士)
   ・「袴田事件:死刑問題、再審法改正に向けて」(仮題)………笹倉香奈(甲南大学教授)
  3 ディスカッション

◯主催:特定非営利活動法人刑事司法及び少年司法に関する教育・学術研究推進センター(ERCJ)

(2024年11月27日公開)


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