「イチケイのカラス」が月9ドラマとして、フジテレビで、4月5日(日)午後9時より放送される(初回は30分拡大)。
2月から本サイトでの連載が始まった「ザイヤのオオカミ」のインタビューアーである、漫画家・浅見理都氏の『イチケイのカラス』が原作。これは、講談社『モーニング』で2018年から2019年にかけて連載され、法曹界でも話題となっている作品である。
主人公である東京地方裁判所第3支部第1刑事部(通称:イチケイ)の刑事裁判官・入間(いるま)みちおは、元弁護士という異色の経歴の持ち主で、竹野内豊が演じる。
一方、若くして特例判事補となった優秀な裁判官・坂間千鶴(さかま・ちづる)を黒木華が演じ、坂間がイチケイに異動してきたところから物語は始まる。
自由奔放で型破りなみちおの仕事スタイルを理解できず、振り回されながらも事件と向き合い、「裁判官として何ができるのか」という問いに迫るところが見どころとなっている。
漫画の原作者である浅見氏は、ドラマの放送開始にあたり、次のように述べている。
「イチケイのカラスは、漫画を連載しているときから多くの方から応援していただいた恵まれた作品でした。漫画はすでに完結していますが、ドラマ化がきまり、大変うれしいです。より多くの方へ届くよう、設定は漫画とは違う部分もあります。私自身も違いを楽しみながら一視聴者になって、楽しく視聴しようと思います!」
(2021年03月29日公開)