えん罪救済センターは、10月31日(⼟)、オンラインにて、同センターが支援した2事件で無罪判決が確定したので、シンポジウムを開催する。シンポジウムでは、これまでの同センターの活動を振り返り、日本のえん罪救済・刑事司法制度の問題点を検証し、今後のえん罪救済活動のあるべき方向性を提言する。
○テーマ:イノセンス運動の現在(いま)──雪冤事件から考える
○開催日時:2020年10⽉31⽇(⼟) 14時〜16時40分
○開催方法:参加登録制のオンライン開催(登録方法は末尾を参照)
○プログラム
1.はじめに………
徳永 光(えん罪救済センター運営委員/獨協大学教授)
2.支援事件報告
①湖東記念病院事件………
池田良太(えん罪救済センター運営委員/京都弁護士会)
②AHT事件………宇野裕明(大阪弁護士会)
*AHT事件=
第一審判決(無罪)大阪地裁2018・3・14(LEX/DB25562526)、
控訴審判決(控訴棄却)大阪高裁2020・1・28(LEX/DB25564741)。
季刊刑事弁護94号と103号にSBS/AHTをテーマとする特集が組まれている。
3.パネルディスカッション
パネリスト………
吉田謙一(大阪府監察医事務所監察医務監/東京大学名誉教授)
池田良太(えん罪救済センター運営委員/京都弁護士会)
笹倉香奈(えん罪救済センター副代表/甲南大学教授)
パネル司会………知花鷹一朗(えん罪救済センター運営委員/大阪弁護士会)
4.質疑
5.台湾イノセンス・プロジェクトからのメッセージ(台湾冤獄平反協会)
羅 士翔 (台湾イノセンス・プロジェクト代表/台湾弁護士)
6.おわりに………
稲葉光行(えん罪救済センター代表/立命館大学教授)
総合司会:城使洸司(えん罪救済センター運営委員/大阪弁護士会)
*なおプログラムは変更の可能性もあります。
○参加申し込み:下記サイトへアクセスの上、参加いただくご本人の①お名前、②メールアドレス、③(あれば)ご所属をご登録。
参加申し込みはこちらから → 参加登録をする
○問合わせ先:えん罪救済センター事務局 ipj2015@outlook.com
○主催:えん罪救済センター
○共催:立命館大学グローバル・イノベーション研究機構「修復的司法観に基づく少子高齢化社会に寄り添う社会の構築」、立命館大学人間科学研究所「えん罪救済センタープロジェクト」
以上
(2020年10月19日公開)