5月12日、トークイベント/周防正行✕指宿信「映画『それでもボクはやってない』から再審法改正まで」東京で開催


 

 袴田再審では、2024年9月26日の再審無罪判決で袴田巖さんは58年ぶりに死刑囚から解放された。袴田さんなどいまだ冤罪に苦しんでいる人々がいる。再審は、そうした冤罪の人々を救済する制度である。

 現在、「再審=やり直しの裁判」について、「再審法改正」が実現するかどうかという、司法業界にとっては大きな動きが起きている。

 「えん罪被害者のための再審法改正を早期に実現する議員連盟」(会長:柴山昌彦・衆院議員〔自民〕)は379名と国会議員の過半数を超え、今国会での再審法改正案提出を目指している。しかし、そこに立ちはだかるのは法務省。一体、法務省と国会議員の間で何が起きているのか。

 今回は、成城大学法学部教授・指宿信さんと、映画『それでもボクはやってない』をきっかけに刑事司法にどっぷり浸かる映画監督・周防正行さんが「刑事司法の入り口」から最後の出口となる「再審」まで、現状の刑事司法制度についてとっても分かりやすく刺激的にトークする。日本の司法の現状や問題について、そして今まさに動き出している「再審法改正」について理解を深めることができる。

 今回は入場無料イベントであるが、席数の関係で予約は必須。

◯テーマ:周防正行✕指宿信「映画『それでもボクはやってない』から再審法改正まで」

◯日時:5月12日(月)19:00〜(開場18:30)

◯場所:隣町喫茶
 東急大井町線「中延」駅/東急池上線「荏原中延」駅/都営浅草線「中延」駅から徒歩5分

◯参加費:無料

◯申込み方法:こちらから申込む

(2025年04月24日公開)


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