11月16日(土)、弘前大学人文社会科学部地域未来創生センターの主催で、シンポジウム「青森県の裁判員裁判——これまでの15年間を振り返る」が、会場とオンラインで開催される。
今年で、裁判員裁判は15年目を迎えた。去る5月3日の憲法記念日を前に、戸倉三郎最高裁長官は、裁判員裁判は「おおむね安定的かつ順調に運営されている」と会見で述べた。一方、公判前整理手続の長期化などが解消されていないとして、「問題克服の努力が引き続き求められる」と付け加えた。
果たして、裁判員裁判は「おおむね安定的かつ順調に運営されている」のか。市民の視点から、裁判員裁判の成果と課題を検証し、次の5年に向けて、どのように改善していくべきかを議論する。
◯日時:2024年11月16日(土)14:00~17:30
◯会場:弘前大学創立50周年記念館会館2階岩木ホール
◯参加費:無料
◯プログラム:
【第1部】報告「裁判員裁判15年の成果と課題」………平野 潔(弘前大学)、飯 考行(専修大学)
【第2部】インタビュー「裁判官の目から見た青森の裁判員裁判」………登壇者:古玉正紀(宇都宮地方裁判所)、寺尾 亮(東京地方裁判所)、小澤 光(青森地方裁判所)
インタビュアー:平野 潔(弘前大学)
【第3部】パネルディスカッション「青森の裁判員裁判15年を振り返って」………パネリスト:裁判員経験者、法曹関係者など
コーディネーター:飯 考行(専修大学)
◯申込み方法:会場参加の場合は事前申込み不要(オンライン参加の場合は必要)
オンライン参加を希望される方は、下記「問合せ先」までメールで「お名前」「ご所属」「連絡先メールアドレス」を連絡。追ってZoom会議URLが送信される。
◯主催:弘前大学人文社会科学部地域未来創生センター
◯問合せ先:弘前大学人文社会科学部教授・平野 潔
TEL: 0172-39-3199
Email: k-hirano@hirosaki-u.ac.jp
(2024年11月12日公開)