11月8日、早稲田大学法科大学院・刑事クリニック開設20周年シンポジウムを開催


 早稲田大学法科大学院は2004年に開設され、本年度で20周年を迎える。そして、これと同時にプレ開講された刑事クリニックも、本年度で20周年を迎える。

 早稲田大学の刑事クリニックは、四宮啓弁護士、高野隆弁護士、野村稔先生を中心に開講され、生の事件を教員と学生が共同して受任するという画期的な制度を採用し、早稲田大学における臨床法学教育の中核を担ってきた。刑事クリニックは、個々の事件において顕著な成果を収めていることはもちろん、創設以来今日に至るまでの間、かつての履修生が教員やAAとして刑事クリニックに関わる形で人材の再生産の場としても社会に価値を発揮し続けている。

 そこで、20年間の歩みを1つの区切りとして、早稲田大学の刑事クリニックの卒業生・教員を代表して趙誠峰・宮村啓太・水橋孝徳・二見元気・高橋宗吾各氏が、これまでの刑事クリニックの成果を振り返り、広く臨床法学教育に携わる方々への刺激になればと考え、公開シンポジウムを企画し参加を呼びかけている。

〇テーマ:早稲田大学法科大学院・刑事クリニック開設20周年シンポジウム

◯開催日時:2024年11月8日(金)16:30~18:30(16:00開場、受付開始予定)

◯場所:早稲田大学3号館305教室

〇プログラム:
 ・基調講演(司法制度改革とクリニック科目の設置)………四宮啓(弁護士)、高野隆(弁護士)
 ・これまでの刑事クリニックの達成………趙誠峰(弁護士)
 ・刑事クリニック受講生、卒業生の声……宮村啓太(弁護士・司会)・会場参加者
 ・教わる側から教える側へ………水橋孝徳(弁護士)
 ・早稲田大学法務研究科からのメッセージ
 ※コンテンツの内容や報告担当者が予告なく変更することがあり得る。

◯申込み方法:要事前申込
 こちらフォームから申し込む。

◯シンポジウム開催呼掛人:
 趙誠峰(代表)・宮村啓太・水橋孝徳・二見元気・高橋宗吾

(2024年10月26日公開)


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