6月11日、シンポジウム「死刑について考える〜小説家と学者の対話〜」を日本弁護士連合会が開催


 日本弁護士連合会は、6月11日(火)、小説家の平野啓一郎氏を招いて、「死刑について考える〜小説家と学者の対話〜」を行う。

 同会は、2016年の人権擁護大会にて、死刑制度は廃止すべきとの決議をし、国民的な議論を経ることを求めた。国会のレベルではなかなか議論は進んでいないが、近年、徐々に死刑制度を廃止すべきという意見を公表する著名人も出てきている。そして、学識経験者や法曹関係者、国会議員らが参加する「日本の死刑制度について考える懇話会」が今年2月に発足し、さまざまな角度からの死刑制度について議論が行われている。

 このシンポジウムでは、芥川賞作家であり2022年に『死刑について』(岩波書店)を上梓した小説家・平野啓一郎氏と、法制審議会前会長で中央大学大学院教授・井田良氏の対談を通じて、死刑制度について考える。

◯日時:2024年6月11日(火)18:00〜20:00

◯場所:弁護士会館17階1701会議室(東京・霞が関)・Zoomウェビナー併用

◯プログラム:
 1.当連合会におけるこれまでの検討……小川原優之(弁護士、日弁連死刑廃止及び関連する刑罰制度改革実現本部事務局長)
 2.対談「死刑について考える〜小説家と学者の対談〜」……平野啓一郎(小説家)+井田良(中央大学大学院教授)
 3.「日本の死刑制度について考える懇話会」の報告………中本和洋(弁護士、日本の死刑制度について考える懇話会委員)

◯参加費:無料。どなたでも参加できる。

◯会場定員:70名

◯申込方法:会場参加およびZoomウェビナーいずれの場合も、こちらの申込フォームから申し込む。
※会場参加が定員(70名)に達したため、Zoomウェビナーの受付のみ。

◯チラシのPDFはこちら

◯主催:日本弁護士連合会

◯問合わせ先:日本弁護士連合会 法制部法制第二課
 TEL. 03-3580-9875

(2024年05月27日公開)


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