Podcastで配信中の「丸ちゃん教授のツミナハナシ——市民のための犯罪学」。ニュースでは聞けない犯罪学、刑事政策の話について、わかりやすく解説するトークプログラムである。「市民が多角的に犯罪の現象を考えるきっかけになってほしい」という思いのもと、大学教授らを中心に構成された一般社団法人刑事司法未来のメンバーが贈る。
番組内では、犯罪学の観点から、「罪」と「罰」に関する理解が深まるエンタメ作品を紹介するなど、これまでまったく「罪」と「罰」について学んでこなかった方々にも親しみやすい形で、犯罪学について伝える。
シェア型書店・本の長屋にて行われているツミナハナシの「課外授業」は今回で最終回となる。これまでに、「刑務所の歩き方」「絵本×ツミナハナシ」「あなたの『やめたくてもやめられない…』は何ですか?」と3回実施してきた。今回は最終回として、原点に立ち返り、「犯罪学」や「刑事政策」がどのように私生活に活かされてくるのかについて一緒に考えながら、犯罪学の魅力と刑事政策の面白さを伝える。
○テーマ:第4回「丸ちゃん教授のツミナハナシ 最終講義!(知らんけど) 」………丸山泰弘(立正大学教授)
○日時:2024年3月25日(月)19:00〜20:15
○場所:本の長屋 東京都杉並区高円寺北3丁目8−13(コクテイル書房の並び)
○定員:先着20名(申込みの締切は2024年3月24日〔日〕。定員になり次第締切る。空きがあれば、当日でも可)
○参加費:500円
※参加特典
・「無罪グッズ」(手拭い・クリアファイル)が付く。
・刑事弁護オアシス特製「無罪トートバッグ」を持っていない方で、サイト「刑事弁護オアシス」に当日ご登録いただくと、その場で無罪トートバッグを贈呈。無罪トートバッグ希望の場合は申込みの際に「無罪トートバッグ希望」と明記。
○申込み方法:メールにて事前予約が必要。saitoh@genjin.jpまで。
○主催:現代人文社
○共催:一般社団法人刑事司法未来
■講師プロフィール
丸山泰弘(まるやま・やすひろ)
研究者(刑事政策/犯罪学)。立正大学法学部教授。「市民の、市民による、市民のための刑事政策」をモットーとしている。刑事政策・犯罪学を専門とする日本で唯一の民間の研究所である龍谷大学矯正・保護総合センターで博士研究員などを経て2011年より現職。2017年にUniversity of London、2018〜2020年にはUC Berkeleyで客員研究員を歴任。犯罪社会学会理事、司法福祉学会理事。単著『刑事司法手続における薬物依存治療プログラムの意義——「回復」をめぐる権利と義務』(日本評論社、2015年)〈守屋研究奨励賞受賞(2016年)〉など。朝の連続ドラマ小説は毎回録画し何度も見直すほどのGeek。本人お気に入りの業績の1つにタモリ倶楽部「空耳アワー」のTシャツ。
(2024年03月08日公開)