2月13日、「弁護士兼記者兼ディレクターから見た、司法の現実~ドキュメンタリー『逆転裁判官の真意』の制作現場から」開催、申込み締切りは2月12日


 関西テレビで昨年11月に、一人の裁判官、福崎伸一郎氏を追ったドキュメンタリー「逆転裁判官の真意」が放送された。

 わずか1年半の間で、無罪判決を含む35本もの逆転判決を出した異例とも言える裁判官を追うことから、現在の刑事司法が抱える問題に鋭く切り込んだ作品である。

 制作したのは、弁護士資格を持つ、異色の司法担当記者でテレビディレクターの上田大輔さん。

 今までも、“揺さぶられっこ症候群(SBS)”による乳幼児虐待の冤罪事件を追った作品などを手掛けてきた。

 今回の作品も、幅広い司法関係者へのインタビューと、膨大な調査・検証の上で構成された内容で、司法関係者をはじめ、各方面で大きな反響を呼んだ。「刑事裁判の現状に絶望する気持ちと、どこかで絶望しきれない気持ちが行ったり来たりしながら、取材を続けている」との思いを抱きながら、法曹人のスピリッツとメディア人の立場の両方の視点を持つ上田さんから、番組制作の思いや、取材現場から見える現在の司法の問題点についてお話を伺う。

○テーマ:弁護士兼記者兼ディレクターから見た、司法の現実~ドキュメンタリー「逆転裁判官の真意」の制作現場から

○日時:2月13日(火)19:00〜

○開催方法:会場(18:00〜)とオンライン(19:00~)のハイブリッド

○会場:大阪弁護士会館

○講師:上田大輔(関西テレビ放送・ディレクター、弁護士)

○参加申込み方法:会場参加、オンライン参加ともに事前申込制。締切りは2月12日。参加申込はこちらから。

○主催:司法改革大阪各界懇談会

 なお、ZOOM参加の方で上記ドキュメンタリーをご覧になっていない方は、Youtubeで配信しているので、予めご覧になることをおすすめする。
 https://youtu.be/lKXhE9P2_ig?si=-o-wJlxXxJlfEl6w

●番組に関する識者のコメントや制作過程を掲載した特設サイト
 https://www.ktv.jp/docu-gyakuten/

●上田ディレクターのインタビュー記事
 https://kansaipress.com/the-document/
 https://www.news-postseven.com/archives/20240122_1935919.html?DETAIL

(2024年02月09日公開)


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