「季刊刑事弁護新人賞授賞式記念セミナー」が、3月3日(日)、会場とオンラインで開催される。当日は、第21回季刊刑事弁護新人賞受賞者による受賞報告後、菅野亮弁護士と五十嵐禎人医師による「責任能力」をテーマとする記念セミナーを行う(参加無料)。申込みの締切りは2月26日(月)17時である。
責任能力は、法律家と精神科医の専門分野が交錯する場面であるため、弁護人としては、精神鑑定書をどのように読み解き、どのように主張を組み立てるかなど、困難が付きまとうことが多い分野である。このセミナーでは、責任能力について造詣の深い菅野亮弁護士と、司法精神医学の分野で著名な五十嵐禎人医師を講師に招いて、弁護人としてどのような点に着目してどのような弁護活動をするべきか、精神科医は鑑定でどのような点を意識しているかなど、それぞれの専門領域での活動を浮き彫りにすることで、責任能力に関する理解を深める。
○テーマ:「責任能力」(第21回季刊刑事弁護新人授賞式記念セミナ―)
○日 時:2024年3月3日(日)14:00〜17:15
○開催方法:TKC東京本社2F研修室(定員50名)とオンライン(定員200名)のハイブリッド開催。事前申込みが必要。
*会場参加者には、刑事弁護オアシス特製「無罪」トートバッグをもれなくプレゼント!
○参加費:無料
○受講対象:弁護士、司法修習生、研究者
○講師:菅野亮(弁護士、千葉弁護士会)
五十嵐禎人(医師、千葉大学 社会精神保健教育研究センター)
◯講師プロフィール
菅野亮(すげの・あきら)
弁護士。1996年司法試験合格。1997年早稲田大学卒業。バックパッカーとして1年間アジア・中近東放浪。2000年千葉県弁護士会に弁護士登録、2004年に再び海外放浪。2005年法律事務所シリウス設立。2013〜2016年司法研修所刑事弁護教官。2019〜2022年日弁連刑事弁護センター事務局長。2022年より日弁連刑事弁護センター委員長。刑事弁護に関する論考多数。
五十嵐 禎人(いがらし・よしと)
千葉大学社会精神保健教育研究センター教授。1990年、東京大学医学部医学科卒業。東京都立松沢病院精神科医員、財団法人東京都医学研究機構東京都精神医学総合研究所主任研究員などを経て、現職。著作に『成年後見人のための精神医学ハンドブック』(日本加除出版、2017年)、『刑事精神鑑定ハンドブック』(共編、中山書店、2019年)などがある。
○申込方法:2月26日(木)17:00までに、下記URLへアクセスし申込む。
https://www.tkc.jp/law/lawlibrary/seminar/sem20240303/
*オンライン受講の場合は、開催の2日前に受講用URLをメールで案内。
○協賛:株式会社TKC、刑事弁護オアシス
○問い合わせ先:現代人文社・セミナー事務局
〒160-0004 東京都新宿区四谷2−10 八ッ橋ビル7階
Email: shinjin-sho@genjin.jp
(2024年02月05日公開)