8月27日(日)、京都弁護士会は、集会「なぜこんなにも再審は認められないのか?——元裁判官と考える再審法の問題点。」を、京都弁護士会館と Webで開催する。
無実を訴えて40年、50年。人生を懸けて「法との戦い」を続ける「袴田事件」の袴田巖さんや「大崎事件」の原ロアヤ子さんら、えん罪被害者たち。
なぜ、こんなにも「再審の扉」は開かれないのか?
最初に、このほど『見直そう! 再審のルール——この国が冤罪と向き合うために』(現代人文社)を編集した鴨志田祐美弁護士が、現行の再審法の問題点と改正への取組みの進捗状況を報告する。
さらに、えん罪事件に深く関わってきた2人の元裁判官とともに、えん罪から救済する制度としての「再審法」の問題点、改正に向けた現在地を深掘りする。
村山浩昭弁護士は、袴田事件の再審開始・死刑執行停止決定を出した当時の裁判長。井戸謙一弁護士は、湖東記念病院事件(2020年、再審無罪)の弁護団長を務めた。
○日時:2023年8月27日(日)14:00〜16:30(開場13:30)
○会場:京都弁護士会館地階大ホール(定員:先着100名)
○オンライン配信:Zoom(下のリンクまたは下記IDを入力の上、入室)。
https://us06web.zoom.us/j/81617640570?pwd=SWxKdVZCL3N0ellKbytSZGVCM2ZiUT09?
ウエビナーID:816 1764 0570
○参加費:無料・申込不要
○プログラム:
・基調報告/再審法の問題点と改正の現在地………鴨志田祐美(弁護士、日弁連再審法改正実現本部本部長代行)
・対談・二人の元裁判官………村山浩昭(弁護士)・井戸謙一(弁護士)
○主催:京都弁護士会
○共催:日本弁護士連合会
○問合せ先:電話:075-231-2378(平日9:15〜12:00/13:00〜16:30)
○案内チラシはこちら。
(2023年08月03日公開)