3月19日、「高校生『文学模擬裁判』日本一決定戦 in Tokyo」が、東京で開催。傍聴受付は3月17日まで!


 龍谷大学文学部・札埜研究室は、刑事司法未来、龍谷大学犯罪学研究センターとともに、2023年3月19日(日)、 東京・飯田橋において高校生が対抗する模擬裁判イベント「高校生『文学模擬裁判』日本一決定戦 in Tokyo」を実施する。

 今回の参加校は、2022年8月開催の「第2回オンライン高校生模擬裁判交流戦」優勝校・神戸女学院高等学部と、2023年1月開催の「第3回オンライン高校生模擬裁判選手権」優勝校・中央大学杉並高等学校の2校で、両校の直接対決となる。

 大会当日は、参加校が検察側・弁護側に分かれて立証・弁護活動を展開する。審査員は、それらの内容を読解力、人間や社会への洞察力、論理性、表現力等の視点から評価し、勝敗を決する。

 本大会の様子は、誰でも申込制で“傍聴”することができる。

 成人年齢の18歳への引き下げに伴い、裁判員裁判への高校生の参加が早ければ今年にも実現する。こうした状況下で、若い世代の司法参加を見据えた法教育の在り方に一石を投じるイベントである。

○日時:2023年3月19日(日)10:30 〜17:20

○場所:(株)TKC東京本社内模擬法廷
    東京都新宿区揚場町2-1 軽子坂MNビル2F(JR・地下鉄各線「飯田橋」駅)
    https://www.tkc.jp/company/location/tf_iidabashi_st/

○出場校(アルファベット順):
 ・中央大学杉並高等学校(東京)
 ・神戸女学院高等学部(兵庫)

○当日のスケジュール:
 10時30分  第1試合開始
 12時30分頃 第1試合終了
  (昼休憩)
 13時30分  第2試合開始
 15時30分頃 第2試合終了
 16時10分  成績発表、表彰式、講評、振り返り交流会
 17時20分頃 終了

○本大会のねらい:
(1)法的思考力や刑事(裁判員)裁判の意義の理解にとどまらず、広く人間や社会までを視野に入れた「国語的」模擬裁判を通じて、人間や社会を考える眼差しを深める。
(2)「文学模擬裁判」という教科横断的な新しいメソッドの普及を図り、日本の刑事司法の未来を支える担い手を育成することや、日本の教育の質向上に寄与する。
(3)模擬裁判に関わる高校生同志の交流を図る。

○競技方法:
 参加校は、予め配布される文学教材や関連資料をもとに、検察側・弁護側それぞれの立場に立って立証・弁護活動を行う。シナリオ創作型の模擬裁判である。
 参加校は決められた時間に従い立証・弁護活動を行い、検察側・弁護側両方の立場で模擬裁判を行うことになる(午前中の試合で検察側を担当したチームは、午後弁護側を担当する。逆に、午前中の試合で弁護側を担当したチームは、午後弁護側を担当する)。優勝校を決定し、MVPを選ぶ。

○申込みフォーム(Googleフォーム)
 https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdnEX4RCQCEqDuwYChJmB8oRrUEozJ45gjHvX9LgGzhVu3UWg/viewform

 ※傍聴定員:60名
 ※申込み先着順・申込期限:3月17日(金)17:00

○問合せ先:龍谷大学 札埜研究室
  TEL: 075-343-3326(研究室直通)
  E-mail: fudafuda@let.ryukoku.ac.jp

○主催:(一社)刑事司法未来、龍谷大学犯罪学研究センター、龍谷大学札埜研究室

○後援:龍谷大学矯正・保護総合センター、龍谷大学法情報研究会、京都教育大学附属高等学校模擬裁判同窓会、現代人文社、株式会社TKC、刑事弁護OASIS

(2023年03月02日公開)


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