第22回季刊刑事弁護新人賞の募集で、自薦の締め切りが7月31日(水)に迫った。この賞は、新人弁護士の創意工夫に満ちた弁護活動(付添人活動を含む)を顕彰することによって、質のより高い弁護実務の向上を目指すものである。
応募された刑事弁護に関するレポートを審査委員が審査して、最優秀賞1名(賞金10万円)、優秀賞2名(賞金5万円)などを決める。受賞者のレポートは、季刊刑事弁護121号(2025年1月発行)誌上に掲載される。応募要領の概略は以下のとおりである(詳しくは、こちらを参照)。
第21回には全国から10件の応募があり、最優秀賞に西愛礼さん(大阪弁護士会・68期)、優秀賞に湯浅彩香さん(大阪弁護士会・72期)がそれぞれ受賞した。
なお、第1回から第21回までの受賞作品は、こちらからすべて無料で閲覧できる。
──【第22回季刊刑事弁護新人賞応募要領の概要】──
[応募資格]
2024年7月31日現在で弁護士登録から5年以内の方(ただし、レポートで取り上げる事件は、登録から3年以内に受任したものであること)。
[応募方法]
・他薦の場合=候補者の氏名・連絡先・推薦理由と、推薦者の氏名・連絡先を、現代人文社「季刊刑事弁護新人賞」係まで送付。同係より候補者にレポート執筆を依頼。
・自薦の場合=自分が担当した刑事事件(起訴前・起訴後を問わず)から1つを選び、レポートにまとめて、同係へ送付。応募要領を参照。
[締切]
・他薦の場合=2024年6月28日(金)消印有効
・自薦の場合=2024年7月31日(水)消印有効
[主催]現代人文社
[協賛]株式会社TKC、刑事弁護オアシス
(2024年06月20日公開)