今年で第20回を迎える季刊刑事弁護新人賞の募集が始まった。この賞は、新人弁護士の創意工夫に満ちた弁護活動を顕彰することによって、質のより高い弁護実務の向上を目指すものである。
応募された刑事弁護に関するレポートを審査して、最優秀賞1名(賞金10万円)、優秀賞2名(賞金5万円)などを決める。受賞者のレポートは、季刊刑事弁護113号(2023年1月発行)誌上に掲載される。応募要領の概略は以下のとおりである(詳しくは、こちらを参照)。
なお、第19回には14件の募集があり、最優秀賞に下村悠介(第72期・第二東京弁護士会)、優秀賞に志塚永(第72期・第一東京弁護士会)、田中晴登(第69期・大阪弁護士会) 各弁護士がそれぞれ授賞した。
○応募要領の概要
【応募資格】2022年7月31日現在で弁護士登録から5年以内の方(ただし、レポートで取り上げる事件は、登録から3年以内に受任したものであること)。
【応募方法】
・自薦の場合=本人が担当した刑事事件(起訴前・起訴後を問わず)から1つを選び、レポートにまとめて、現代人文社「季刊刑事弁護新人賞」係へ送付。応募要領を参照。
・他薦の場合=候補者の氏名・連絡先・推薦理由と、推薦者の氏名・連絡先を、同係まで送付。同係より候補者にレポート執筆を依頼。
【締切】
・自薦の場合=2022年7月31日(日)消印有効
・他薦の場合=2022年6月30日(木)消印有効
○主催:現代人文社
○協賛:株式会社TKC
(2022年04月13日公開)