日本裁判官ネットワークは、6月12日、「見平准教授&イマドキの裁判」と題して,講演会を開催する。
見平典(みひら・つかさ)京都大学准教授は、これからの憲法学会を担う研究者の一人である。教授は、①アメリカ建国当初はさほど注目されなかったアメリカ連邦最高裁判所が、アメリカ社会や政治にあれだけの影響力を持つにいたった背景、②現在の9人の連邦最高裁判所判事の紹介、③教授が実際に見聞された連邦最高裁判所判事の選任の実情(市民集会や市民運動など)、④日米司法の比較や米国司法から日本司法への示唆などをお話しする予定である。
また、ネットワークが昨年12月に刊行した岩波ブックレット『裁判官だから書ける イマドキの裁判』の出版記念会も開催する。
記
○日時:2021年6月12日(土) 14時~17時
○場所:大阪駅前第4ビル23階・リファレンス2316号+オンライン参加
*会場参加は10名程度。原則オンライン参加。
*緊急事態宣言の延長で、会場が大阪市立大学文化交流センターから変更となりました。(2021年5月31日)
○「見平准教授&イマドキの裁判」プログラム
・第1部(14時~15時30分)
講演「連邦裁判所判事の任命とアメリカ合衆国司法~日本の司法と比較して」(仮題)
見平典京都大学大学院人間・環境学研究科准教授
・第2部(15時30分~17時)
岩波ブックレット『裁判官だから書ける イマドキの裁判』出版記念会~豪華ゲストが集う予定(飲食を伴う会は予定していない)。
○主催:日本裁判官ネットワーク
○参加費:なし
○参加方法:小林克美(ja9aev@nifty.com)宛てにメールで参加希望を連絡。後日、オンライン用のURLが送信される。
以上
(2021年05月26日公開)