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依頼人とのコミュニケーションを円滑にするための刑事弁護必修用語集
被収容者が物品を外部の者に引き渡すこと。「郵送宅下げ」と「窓口宅下げ」がある。
立って作業し、他の受刑者を指導する者。腕章を巻いている。
仮釈出所のヤクザはこの届出を必ずしなければならない。現役のヤクザは入所時に「満期出所願い」を申し入れる。
オカマ。刑務官が使う隠語。【語源】「男と女」を兼ねていることから。
歯ブラシなどのプラスチックを削って玉をつくり、男性性器の皮を箸で突き、入れ込むこと。「ほれ見てみい。立派な玉を入れて帰ってきたで」、「ムショ」帰りの亭主の自慢に女房が「アホか。痛いだけや」。
1人を収容する部屋。かつては「独房」あるいは「独居」と言った。複数人を収容するのが「共同室」である。
職員も受刑者も誰も「受刑者」という言葉は使わない。単に「懲役」と呼ぶ。
刑務所に持って行く日用品のこと。「懲役セットも揃うたし、そろそろ務めに行ってきます」。
社会では貧しいが、刑務所では大きな顔をする者。ホラを吹きまくっても、刑務所では、それを証明や反証できない。「懲役大名が好きなこと言うとるわい」。
何回も何回も懲役にいっている累犯者。逆にこれを自慢する者もいる。「ワシァ懲役太郎ですわい」。