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依頼人とのコミュニケーションを円滑にするための刑事弁護必修用語集
強きをくじき、弱きを助ける精神。ヤクザの建て前。「侠客」(きょうかく)は任侠に溢れた男のこと。
政治結社の登録をし、活動しているヤクザ者。他方、純粋の右翼組織であるが、義侠心がある団体も「任侠右翼」と称されることもある。
親分の奥さん(愛人の場合も含める)のこと。「お姉さん」のことではない。親分が親父であるなら、その妻は母親となってもよいのに、ヤクザ社会ではけっして「お母さん」とはいわない。女性に権力を持たせないのがヤクザ社会である。「姐御」(あねご)となると相当の大物。「極道の妻」(極妻)といわれるのは、映画だけ。
「事始め」のとき、親分が受刑中で不在であれば、「納会」と称して地味に行事をする。
拳銃を発射して無関係な人に被害が及ぶ。「えらいこっちゃ。流れ弾で被害者が出た」。
武器を隠して持つこと。「道具を呑んで待機してます」。
背中の入れ墨。「背中いっぱいに抜きで頼みます」と彫師に依頼する。
少年院(ネンショー)へ入った者が指(左手の薬指が多い)に指輪状に自分で墨を入れる。
胴と客の間に入り、カスリを取る。
個人同士で賭けをすること。「今日のボクシング、どっちが勝つかニギりまへんか」。別に、捜査官が犯罪の一部を取引の結果、不問にすることを「ニギる」いうので要注意。