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依頼人とのコミュニケーションを円滑にするための刑事弁護必修用語集
「切り崩し」が激烈な地域や組織。「あそこの組は草刈り場や。どんどん攻める」。
山口組では執行部に入っている「最高幹部」の代紋バッチ(プラチナ)には鎖がついている。「あの組長は将来、鎖つけまっせ」。
うだつの上がらないヤクザ者。「クスボリ」から精進し、地位を上げていくのがヤクザの本道とされている。
組員が死去したとき、組長が喪主となり葬儀を行うこと。暴排条例によって、正式な「組葬」はできなくなり、家族葬として営むようになっている。組員の参列は、一応自由。「葬式も出せんとは余りにもひどい」と組員は憤る。暴排条例には国家権力行使の過剰が見られ、問題が多い。
組長の身の警護や世話をする組員。名誉な役目でもある。
体面上、一応「破門」にしておくが、復帰が約束されている。
暴力団組織に入ること。「足を洗う」の反対。
組員登録のある正式な暴力団員。警察にも認定されている。準構成員も一応現役とする組もある。
ヤクザ主催で、歌謡ショウやプロレス等を開催していた。暴排条例で、こうした興業の開催が難しい。
盃事を見届けた後、その組織の後楯的な地位で組織を支援する。大組織の親分が後見人についていると他組織からの見方も変わる。「うちの組の後見人は〇〇親分です」。