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依頼人とのコミュニケーションを円滑にするための刑事弁護必修用語集
「否認ボシ」ともいう。否認することで有名な被疑者のことをこう呼ぶ。「お前が否認玉なら、わしはカチ割り専門じゃ。勝負したるわい」。
関西のマル暴の刑事が好んで着るヤクザかぶれのブランド服。「ビビコでピシッとキメやなヤクザになめられる」。
逮捕中の者。「こらっ! ちゃんとせんとお前の嫁はんもヒモツキにしたるぞ」と脅迫する。「縄付き」と同義。
(検察用語)被害者のこと。Victimの略。
逮捕状。「フダ切ってまうぞ」。
留置施設のこと。「代用監獄」の劣悪さを昔はこのように表現した。
証拠物を検討する。違法品の「ブツ」とは限らない。
捜査弁護として、熱心な弁護人がとる被疑者のための全ての手続。①逮捕に対する抗議、②勾留請求しないよう検察官への申入れ、③勾留決定しないよう裁判官と面談、④勾留に対する準抗告、⑤接禁等禁止決定が付けば準抗告もしくは一部解除申立、⑥勾留延長に対する準抗告、⑦勾留理由開示公判請求、⑧勾留取消請求、⑨勾留取消請求却下に対する準抗告、⑩勾留場所に対する準抗告……疲れるが、これは熱心弁護の常識。
動揺する。逆に、動揺せずに落ち着いているのを「ドンとしてる」「ドシッとしてる」とも言う。刑事は、「お前は素直に供述しとるのに、弁護人がくるたびにブレる。弁護士なんか金もうけでやっとるんや。ワシらはお前のためにええ調書を作ったっとる。ブレんとワシらを信用しろ」と被疑者を抱き込む。
手配写真。「これがマル被(被疑者)のブロマイドや」。