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依頼人とのコミュニケーションを円滑にするための刑事弁護必修用語集
被害届を双方が出している場合をいう。あるいは、捜査の過程で双方に被害が出ているとき。「ややこしいのう。こりゃ相被疑やないか」。
下獄すること。法的には、刑が確定したあと、「資格異動」すること。【語源】昔は囚人服が赤色だったことから。
服役を終えてきた者が、暫く遊び呆けること。
当直が終わった翌日のこと。警察官も刑務官も「明け」と称す。「こんなええ刑事はおらんやろ。明けやのに、こうして調べに来たっとる。感謝して素直に喋らな罰が当たるぞ」と刑事は恩に着せる。
被疑者が立ち寄ったり移動した所を細かく調べる捜査。
他の警察署で取扱っている事件の被疑者をそれぞれ分散して、各留置施設に勾留する。留置管理課の係官は、「総員12名、預り2名です」と毎朝本部に連絡する。
捜査をする。身辺を調べる。「あいつを洗うて、なんとかパクらなあかん」。
「ボス弁」(法律事務所の経営者)に雇われている勤務弁護士。【語源】居候弁護士の略。給料をもらわず法律事務所の一部を使わせてもらっているだけの「ノキ弁」もいる。【語源】軒先だけを借りるから。
指名手配の一番目。多くの事件を起こし、指名手配中の者には、この順番が重大になる。「一番札が兵庫県警や。これを外してくれたらこっち(大阪府警)が楽なんや」。
「次々に」「連続的」の意味。刑事の常套句。「いつまで否認しとるんじゃ。イモヅルに引っ張り、おのれのとこの親方までいてもうたるぞ」。