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依頼人とのコミュニケーションを円滑にするための刑事弁護必修用語集
盗んだままの状態の車輌。ナンバープレートすら変えていない状態の車。「現状でよろしいか。ほんなら1台おまっせ」。
交通事故を偽装して保険金を騙し取る。「誰か事故る相手いませんか」。
車庫証明を潜脱して自動車を所有・使用していると、公正証書原本不実記載等(刑法157条1項)で検挙される。「なんで車庫とばしくらいでパクられやなあきまへんねん」。
駐車している自動車の中の金品を盗む犯罪。「マンションの窓から見てる奴がおる。自分の車でもないのに通報しやがって。ほんまに腹が立つ」と逮捕されて怒る者がいる。
トヨタのカーナビ。高額で売れるので、窃盗犯に人気がある。「ナビ行こか」まるで風呂屋にでも行くように気軽に窃盗に行く。
鍵がなくても、エンジンの電気機能を巧妙につないで始動させる手口。
車輌とプレートが一致しないニセのナンバープレート。「きょうび、てんぷらで走っとったら直ぐパクられるで」。現在では、プレート、車種、色まで総てコンピュータに登録されて、警察の捜査システムが著しく向上している。別に、経歴を偽っている詐欺師のことを「てんぷら」という場合もあるので要注意。
2台の車のプレートや車検証を組み合わせ、をそれぞれ交換して正規の車輌に見せかけている自動車のこと。盗難車をそのようにすることが多い。別に、2人1組の仲の良い人間関係をいうこともあるので要注意。この場合、「おみきトックリ」ということがある。
エンジンがかかっている車を盗み、そのまま乗って逃げる窃盗。特にコンビニ前での犯行が多い。「ノリパクほやほやの車でっせ」。盗まれた者の慌てぶりを隠れて見て、「それがおもろい」と言う悪質な者もいる。
車輌(盗難車)本体をいう。海外へ違法輸出することが多くなっている。ハイエースは特に人気が高い。重機も人気。