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依頼人とのコミュニケーションを円滑にするための刑事弁護必修用語集
足をひろげ、尻を開いて隠し物がないか確認する。以前はガラス棒を肛門に突っ込んでいた。
刑務所の工場で現在も暴力団に在籍しているヤクザ。「あの人は現役でっせ」。刑務所内で舎弟や子分になり、ある日突然ヤクザになっていばり出す者もいる。「ワシも現役でっせ」。
工場への出役時や居室への帰路に集団で歩行し、刑務官が「イッチニイ、イッチニイ」と声をかけ、受刑者は手足を高く上げ声を出して軍隊式の行進をさせられる。
本人訴訟を多く起こす者に対する差別用語。「気をつけろよ、あいつは好訴狂や」。「好訴症」と病気扱いされることがある。
領置金がなく、そのくせ大きな顔をしている者に対する差別用語。
刑務所であえて「調査」にかけずに注意や指導に止めて「小票」という書面に署名をさせること。これを拒否し、「それなら調査にしてくれ。こちら訴訟を起こす」と抗議する者もいる。
刑務所に入所していた事実を発行してもらう証明書。福祉などに使う。本人しか申請できない。「免許証が失効してるけど在監証明があれば大丈夫ですわ」。
受刑者が服役中に作業をし、与えられる金(刑事収容施設法98条)。1カ月数百円のスズメの涙のようなわずかな金額であることも少なくない。
食物や衣類などの差し入れをしてくれる業者。大阪拘置所前の丸の屋では、お金を預けておくと、毎日被収容者に届けてくれる。
差入れ物品の検査。過去、大阪拘置所で覚せい剤が差し入れ物品に隠され、重い刑事処分を受けた。