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依頼人とのコミュニケーションを円滑にするための刑事弁護必修用語集
受刑中の者が、施設内で事件を起こし、被疑者の身分となること。弁護人としての接見交通ができる。法務事務官(刑務官)が司法警察員として事件を検察庁に送致する。
自費で購入する日用品等。
刑務官が業務をしている場所。「事務所に連れて行くぞ。上がれ」と受刑者を脅かす。ヤクザ用語を真似ている。
通常の社会、世間。【語源】娑婆(仏教用語)。「シャバッケがとれない」は、世俗的な利益から心が離れられないこと。
刑務所内で集団をつくる。「社を組む」ことによって、工場を支配しようとする。「舎と舎の戦争や」と工場内の抗争になることもある。
実刑受刑中に別件で被告人として裁判を受けている立場の者。正式呼称は「余罪受刑者」である。弁護人との接見はできるが、未決収容者とはちがい受刑者としての扱いを受けているので防御上の不利益が大きい。弁護人として配慮が必要である。
出所前3カ月からは髪を伸ばせる。
少年刑務所のこと。
留置場に入るとき、留置管理課の係官が被疑者に対して行う。大阪府警の場合、覚せい剤事案で前科がある者は、パンツまで脱がせる。「これが決まりや」。
新しく拘置所へ収容された者が、当初入れられる部屋。