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依頼人とのコミュニケーションを円滑にするための刑事弁護必修用語集
「ワシの弁護人に連絡してくれ」と留置管理係員に頼むと、一応電話連絡してくれる。留守番電話にも「接見に来て下さいと本人が言っています」というくらいは伝言してくれる。但し、それ以上の伝言はしない。
死体。殺された被害者。
真犯人。もともと「ホシ」は犯人のこと。
警察本部のこと。所轄署は支社。「本社勤務に戻りたいわ」。
執行猶予のこと(刑法25条)。「弁当持ち」が猶予期間を満了させることを「弁当切る」、満了できずに取り消されてしまうことを「弁当食う」という。「先生、弁当切れるように弁護して下さい」「あかん、無理。もうあきらめて弁当食えよ」。
執行猶予中の者のこと。【語源】不明。
捜査官に対して、敗北を認める。「証拠をつきつけられて、もうマイッタしました」。
チンピラなどにカマシを入れる若い刑事に対して、「しっかり前さばきせいよ。手荒なことも遠慮するな。ワシが責任持ったる。弁護士など関係ない」と先輩刑事が叱咤する。若い刑事がやり過ぎて、弁護人から抗議されると「ワシァ知らんで」と責任逃れをすることが多い。
「前」すなわち前科の犯罪データを調べる。「前取りしたら、山ほど前がある」。
轢死体。