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依頼人とのコミュニケーションを円滑にするための刑事弁護必修用語集
緊張して待ちかまえている。【語源】麻雀の「テンパイ」から。別に、薬物でおかしくなっているときに使う場合もある。「朝のはよからテンパりやがって」。
一緒に犯罪生活を送る。「アイツとは、いっとき道中し
てましてん」。
突っ張る。「俺はトガって生きてきました」。
盗みなどの犯罪のために遠方に出張すること。「遠出で仕事してきましてん」。
警察署へ自ら行って、自分の罪を自白する。ついでに他人も巻き込むこともある。「あいつ飛び込みやがった」。「自爆」するともいう。
単に「飛ぶ」というと、行方をくらますこと。「あのガキ、飛びやがった」。これとは別に、刑務所などでは敵対相手に攻撃を仕掛けることをいう。「反目(はんめ)の奴がおるから、お前が飛べ」。また、薬物使用で錯乱している状態を「トンでる」ということもあるので要注意。この場合「近寄るな。あいつはシャブで飛んどる」という。このように、ひとつの言葉が何通りにも使われるので、その時どきに応じて、理解すること。
簡易宿泊所の集まっているところ。大阪では西成の通称愛隣地区。「ヤド」の逆語。
行方をくらます。【語源】頓(とん)とは、修行を経ずに速く悟りを開く仏教用語。「トンズラする」ともいう。「えらい借金を抱えてもうた。トンコするしかない」。「トンコかまされた」。
弱音を吐いていること。「厳しい調べに泣きが入り、共犯がとうとううたいました」。刑事は「ヤクザのくせに泣き入れんな」と恫喝する。