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依頼人とのコミュニケーションを円滑にするための刑事弁護必修用語集
喧嘩根性。「あいつは行き腰のある男や」。
強気で勢いがあること。向こうみずで攻撃的な性格の者を指す。組織を称することもある。「あいつらイケイケでっせ」。
ふざけること。「イチビッタことしとったらあかんぞ」。
ほとんどお金を持っていないこと。関東では「オケラ」という。「100円ほどおまへんか。一銭ピーで朝からなんにも食うてまへんねん」。
現場の警察のこと。関東では「トンビ」という。別に、「引ったくり」のことを関東では「トンビ」というので要注意。
田舎者やアカヌケしない者を言う。「あんなイモに嫁はんを寝取られて、つい逆上してまいました」。
怖くなって腰くだけになる。「あいつは初めからイモ引いとるわ」。【語源】畑のイモを引き抜く姿が、へっぴり腰に見えることから。
とんでもない嫌がらせ。「イヤキチされている」は不平等で不当な扱いを受けていると思われるときによく使う。
捜査官の用語で愛人のこと。【語源】色から。「情婦」と差別的にいわれる。特に刑事は「情婦」を多用して、調書にそう記載することで、被疑者の乱れた生活態度を強調する。
貧乏クジを引いたり、予定が狂って損をすること。「ほんまインケツですわ」。