刑事弁護オアシス

依頼人とのコミュニケーションを円滑にするための刑事弁護必修用語集

捜査官が被疑者に知らせずに確保していると思われる証拠。「かくし球が怖かったけど、サツのカマシでしたわ」。

捜索差押する。「ガサ入れ」ともいう。「サガす」の逆語。令状は「ガサ状」「フダ」ともいう。

家宅捜索に入る。「きっちりカチコんだれよ」と上司が部下に気合いを入れる。別に、ヤクザの「カチ込み」は抗争で発砲などすることなので要注意。

自供させる。「カチ割ったらんかい。チンタラするな」との上司の叱咤が部下の捜査員に飛ぶ。

逮捕する。「今日は４課のガラ取りや。応援に行ってきます」。【語源】身柄（みがら）から。被疑者のことをまるで物体扱いする。

処遇困難者や重罪の者や死刑囚の者が多数いる舎房のこと。

野宿すること。場合によっては、野外で性交すること。【語源】青天井の下の邯鄲（カンタン、こおろぎのこと）から。「アオカンしとったら職質にかかり、尿検でパクられました」。別に、屋外における強姦一般の意味で使われることがある。

暴力により皮下出血で顔面にできた青アザのこと。別に、覚せい剤の注射の失敗の跡のことをいう。

窮地や失敗の意味で使われる。「先生、こんなことでアウトになるんでっか」のように使われる。助かった場合は「セーフ」。

好調。調子が良い。「今、アゲアゲですねん」。