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依頼人とのコミュニケーションを円滑にするための刑事弁護必修用語集
自白する。完全に供述するのを「完落ち」、中途半端なのを「半落ち」という。自白させるのがうまい刑事は「落としの名人」といわれる。「健康状態はどうや。風邪ひいてないか」と手練手管の刑事は必ずこうした優しさを見せる。
捜査機関またはその依頼を受けた「おとり」が、その身分や意図を相手方に隠して、犯罪を実行するように働きかけを行い、相手方がこれに応じて犯罪の実行に着手したところで逮捕するなどの捜査手法を指す。麻薬及び向精神薬取締法や銃刀法などには、おとり捜査を許容する規程が設けられている。刑事弁護人としては犯罪を誘発する違法な手法に注意が必要である。
「こりゃオミヤじゃな、全くわからんわい」と諦めるか、執念深く捜査を続けるかは、いろんな条件によって決まる。
大阪拘置所にもある、一般面会のときや、「弁面(弁護人接見)」のときに収容者が待機する小部屋。人間ひとりが入るしかできないくらい狭い。扉が飛び出るのでこう呼ばれる。
「ふりかけ」や「のり」等袋に入っている物。
受刑中の面会などの時間を作業報奨金の計算から引かれること。
刑務所で問題を起こして手に余る場合、他の刑務所に移送すること。
受刑者の適性を判断して配役(受刑する工場)等を決めること。
収容者が職員に用事があるとき押すと飛び出るプラスチック板。大阪拘置所の新庁舎では、報知器ではなくインターホンで直接担当と話せる。
拘置所の「共同室」で原則として最も長く居る者が室内の秩序維持の責任者となる。実際は人物の器量によって決まる。かつての「牢名主」である。「房長」は、「便所の扉は静かに閉めてください」「イビキをかいたら軽く 肩を叩きます」とか、その房の決まりごとを新入りに説明する。