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依頼人とのコミュニケーションを円滑にするための刑事弁護必修用語集
子分を持つこと。「ワシが連れとる男でんねん」。
毎月決まった日時に組員が集まり、連絡事項等を伝える。「寄り合い」ということがある。緊急の事態が起きたときは「臨時定例会」が開かれる。
子分のこと。名古屋以東で使用することが多い。「テコ」ともいう。
露天商。「神農(しんのう)道」(神農皇帝を商売の神として崇める)を極めようとしているので、「極道」ではある。お祭りや縁日で屋台を出す。元締めになると場所の割り振りをする。暴対法により、指定暴力団を脱退したテキ屋組織もある。割り振りすることを「地割り」と言う。
本来の兄弟分関係とは別に、他のヤクザ者の「舎弟」としても認められている場合のこと(原則として7人までといわれている)。
組内での頂点。「ヤクザする限りはテッペンめざして修行する」。
ヤクザの親分を呼ぶ最高の敬称。【語源】天満大自在天神の略。
組員が組事務所に24時間交替で待機して、電話の応答などをする。組員としての最低限の義務とされている(24時間体制でない組もある)。その日当番でない組員は、「定時連絡」などを入れることになる。「あの組は、いつ電話しても留守番電話や」。
その土地から追放することを命令する処分。都会などでは、「所ばらい」になってもその地域を出ず、目立たないようにひっそり暮らしていることが多い。
独立組織から、加入してきた組織。