6月28日

組(くみ)ごと

個人的なものではなく、組織の仕事のこと。

6月29日

組葬

組員が死去したとき、組長が喪主となり葬儀を行うこと。暴排条例によって、正式な「組葬」はできなくなり、家族葬として営むようになっている。組員の参列は、一応自由。「葬式も出せんとは余りにもひどい」と組員は憤る。暴排条例には国家権力行使の過剰が見られ、問題が多い。

6月30日

組長付き

組長の身の警護や世話をする組員。名誉な役目でもある。

7月1日

組旗(くみはた)

組織の旗。

7月2日

黒ブタ

条件なしでの手打ち、和解。

7月3日

形式破門

体面上、一応「破門」にしておくが、復帰が約束されている。

7月4日

ゲソをつける

暴力団組織に入ること。「足を洗う」の反対。

7月5日

ケツ取る

ケジメをつける。「ちゃんとケツは取ったのかい」

7月6日

現役(げんえき)

組員登録のある正式な暴力団員。警察にも認定されている。準構成員も一応現役とする組もある。

7月7日

合議制

組織の執行部が合議によって運営方針や人事等を決定し、これを親分に報告し、認証をもらう。執行部会議ともいうが、制度としては合議である。