5月14日

カード金融

1クレジットカードを使用して買い物をさせ、その物品を安く買い取る。2カード会社と契約した自前の店を持ち、その店で買い物をしたと偽装し、例えば10万円の請求金額なら半額の5万円程度を現金で渡す。

5月15日

カード作成屋

オーストラリアなど比較的クレジットカードの審査があまい国を狙って、日本人が当地の会社で働いていると偽装する。簡単にクレジットカードが入手できる。限度額も高い。仲介屋がいて謝礼を渡す。

5月16日

カザリバン

会社の角印。「カザリバン偽造して仕事にかけろ」。

5月17日

カミ

手形一般を紙(かみ)と呼ぶ。

5月18日

カラス

高利のこと。カラスが「カー」と鳴いて1割の利息。つまり、1日1割。「うちはカラスでっせ」。

5月19日

休眠会社

営業活動していない会社の登記を買い、事件を打つ。詐欺等に使う。「当座屋」は休眠会社を斡旋する者。

5月20日

キリトリ

債権回収の仕事。主として関東で使われている用語。「キリトリがワシのシノギです」。概ね報酬は折半で、これを「キリ半」という。

5月21日

こんにゃく

100万円の帯付きの現金。「こんにゃく2本持ってこい」。

5月22日

サルベージ

事件性の強い手形を回収すること。暴力団の資金源になっていたが、暴対法施行(1992年)から激減している。

5月23日

地上げ

個別的な土地家屋を個々に退去させ、区画を大きくして土地の価格を上げる。かつてのバブル期に巨額の金が動いた。