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依頼人とのコミュニケーションを円滑にするための刑事弁護必修用語集
「こりゃオミヤじゃな、全くわからんわい」と諦めるか、執念深く捜査を続けるかは、いろんな条件によって決まる。
本件の取調べが終わっているのに、「他人の犯罪」を喋らせようとする。これをして「オミヤゲ」と称する。「なんかオミヤゲ置いていかんかい。ええネタはないんか」と刑事が脅迫する。
都道府県の警察署本部。「本社」とも称する。
直ちに逮捕しても余り実績にならないと判断した場合、捜査官は対象者を監視して、尾行し、何ヶ月もかけて同じマンションや近所の家を間借りして対象者が大きな取り引きをするまで気長く捜査を続ける。キンマやマトリの独特の捜査方法、経費も潤沢である。
司法機関の権限によらないで、国家刑罰権を消滅させ又はその効力を減殺する制度。具体的には、恩赦法に定められており、大赦、特赦、減刑、刑の執行の免除及び復権の5種類が定められている(同法1条)。「先生、皇族が結婚したら恩赦で出られますか」。受刑者はいつも淡い期待を抱く。
被害者の省略語。「マルガイ」とも称する。「ガイシャのためにワシらは汗を流すんや」。
捜査官に対して全く供述しなくなること。「そこまでいうならオレは貝になるで」。「完黙(かんもく)」である。
可愛がる者に対して利益を与える。「カオヅケや。コーラでも飲め」。
捜査官が被疑者に知らせずに確保していると思われる証拠。「かくし球が怖かったけど、サツのカマシでしたわ」。
捜索差押する。「ガサ入れ」ともいう。「サガす」の逆語。令状は「ガサ状」「フダ」ともいう。