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依頼人とのコミュニケーションを円滑にするための刑事弁護必修用語集
何も支払わないでよいことにする。揉め事を白紙にする。「わかった。トロ(賭博などによる違法な債務)はチャラにしとったる」。
自分の利得のためにもうけ話と思われる件に関して手を打っておく。別に、女性に対して「あの女にはツバつけてあります」。「コナかける」ともいう。
ツンとした態度とデレっとした態度を使い分ける「ツンデレでいったる。こっちの心を読まれたらあかんからな」。
さも互いに敵対しているように装い、すでに解決済みの紛争やもめごとを難しく偽装して双方が行動する。あるいは、既に結果は決まっていることを、わざと混迷しているようにみせる。【語源】競争レースの八百長から。「デキレースをワシが仕込みましたんや」。
相手と馴れ合って、あらかじめ話を合わせておくこと。【語源】「金釘をうつ」からきている。一般用語で、収支がほぼ釣り合っていることを意味する「トントン」や、物事が順調にいっている「トントン拍子」とは全く意味が違うので要注意。「警察への出頭前に一応トントン打ってますけど……。」などと口裏合わせの意味に使うこともある。
帳消しにすること。「ないこと」をわざと逆語にしていう。争いを収めるときにもいう。「もう、ないとこにしときましょ」。
話(はなし)の省略語。「ええか。ナシを合わしとけよ」。「ナシつける」は相手を納得させること。「ナシ打つ」とも言う。
実際以上に価値があるようにふるまう。または情報等を出し惜しみする。「値打ちばっかりつけくさって」。
金の取り立てのため、夜中に自宅まで押しかける。別に、喧嘩の襲撃もある。「今日は家に帰っとる。寝込みを襲うたれ」。
策略や絵をかいたことがすべて露顕している。