用語カリカン(仮監)
解説 | かつて大阪地方裁判所本館地下にあった「仮監獄」の略称である。今では新館地下にある大阪拘置所の「出廷留置場」をいう。法律上「監」の用語はなくなっているのに、現在も刑務官の実務では、「カリカン」と呼ばれている。弁護人は公判の前後にここにある接見室(4室)で接見できる。被告人にとって大切な接見の機会である。 |
知ってる? KEIBEN用語とは?
それぞれの業界には、必ずその世界で使われる独特な用語があります。“刑事弁護業界”も例外ではありません。
下村忠利弁護士が、弁護活動の中で見聞きしたそうした用語を集め、その意味や使用例の解説を付し、『刑事弁護人のための隠語・俗語・実務用語辞典』(現代人文社)として1冊の本にまとめています。
この〈ふくろう日めくりカレンダー〉(イラスト:田智然)に、そこから精選して一日一語ずつを収録しました。あなたは、この中のどのくらいを知っているでしょうか。どうぞ一日一語をお楽しみください。