用語裸おどり
解説 | 「カンカンおどり」ともいう。刑務所で工場への入出時に行う検査。素っ裸で両手を広げ、口まで開ける。受刑者には屈辱的な検査。大阪拘置所では新入所の際、いったん全裸にされて全身の検査をされる。「玉検」(男性性器に玉を入れていないか検査され記載される)が行われる。かつては肛門にガラス棒を突っ込んでいたが、現在ではなされていないようである。「玉なん個入っとるんや。どれどれ」と検査して記載する。 |
知ってる? KEIBEN用語とは?
それぞれの業界には、必ずその世界で使われる独特な用語があります。“刑事弁護業界”も例外ではありません。
下村忠利弁護士が、弁護活動の中で見聞きしたそうした用語を集め、その意味や使用例の解説を付し、『刑事弁護人のための隠語・俗語・実務用語辞典』(現代人文社)として1冊の本にまとめています。
この〈ふくろう日めくりカレンダー〉(イラスト:田智然)に、そこから精選して一日一語ずつを収録しました。あなたは、この中のどのくらいを知っているでしょうか。どうぞ一日一語をお楽しみください。