笹倉香奈(ささくら・かな)
1978年、奈良市出身。東京大学法学部卒業、一橋大学大学院博士課程修了。現在、甲南大学法学部教授。専門は刑事訴訟法。米国留学中、米国の冤罪事件を調査し救援する団体(イノセンス・プロジェクト)で活動。日本版イノセンス・プロジェクトのえん罪救済センター副代表。SBS検証プロジェクト共同代表。
主な著作に、『冤罪を生む構造——アメリカ雪冤事件の実証研究』(共訳、日本評論社、2016年)、「連載/アメリカの科学的証拠最前線①〜③」季刊刑事弁護90号から93号、「乳幼児揺さぶられ症候群とは」(特集「乳幼児揺さぶられ症候群(SBS)事件を争う弁護活動」所収)季刊刑事弁護94号10頁などがある。