難民研究ジャーナル第10号


難民研究ジャーナル第10号

本体2,200円+税

難民研究フォーラム 編

【特集 難民研究の意義と展望】

[論文]序論――難民研究の意義と展望

  久保忠行 大妻女子大学(文化人類学)/ 阿部浩己 明治学院大学(国際人権法)

[論文]憲法と難民保護――憲法上の庇護権の根拠規定と内容

  近藤敦 名城大学(憲法、国際人権法、移民政策)

[論文]アメリカと難民

  大津留(北川)智恵子 関西大学(アメリカ政治・外交)

[論文]「違う世界に住む」他者と共生するために――オーストラリアの庇護希望者政策と多文化主義をめぐる省察

  塩原良和 慶應義塾大学(社会学・多文化主義研究・オーストラリア社会研究)

[論文]難民研究における人類学的アプローチの効用 ――スウェーデンとドイツのアラブ系移民/難民研究の事例から

  錦田愛子 慶應義塾大学(中東地域研究、人類学、政治学)

[論文]難民の哲学――定義や条文解釈をめぐる議論に何が欠けているのか

  小手川正二郎 國學院大学(哲学・倫理学)

【投稿】

[論文]世論調査の実施方法が作り上げる日本の難民受け入れに関する「世論」

  村上奈緒 法政大学国際文化学部2017年度卒業(国際文化学)
【若手難民研究者奨励賞】

若手難民研究者奨励賞とは

[論文]イスラーム都市論からみる難民居住――ヨルダンにおけるシリア難民の事例から

  佐藤麻理絵 京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科助教(中東地域研究、国際政治学)

[論文]難民支援と信仰を基盤とした組織――北部ウガンダにおけるクク人とスクリプチャー・ユニオン

  飛内悠子 盛岡大学文学部准教授(人類学・アフリカ地域研究)

[報告]海外に渡った福島原発事故避難者の難民性について――環境正義の視点からの検討

  若松亮太 モナッシュ大学(Monash University)博士課程(社会学、日本研究)

【通年報告】

2019年日本の判例動向

海外判例評釈

2019年難民動向分析―日本―

2019年難民動向分析―韓国―

2019年難民動向分析―世界―

2019年無国籍動向分析

2019年難民関連文献一覧

(2021年03月15日公開) 


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